琅琊榜(ろうやぼう)主題歌 风起时
2016年 05月 30日
こんばんは
あの日の紅顔なる赤焔軍の小師は・・・・今はその面影を、なにひとつとどめることのない麒麟の才子として蘇(よみがえっ)た。
碧血とは『荘子』外物篇の記述「萇弘は蜀に死す。 其の血を蔵すること三年にして. 化して碧と為る」(萇弘死于蜀,藏其血三年而化為碧)から来ており、忠義を貫いて死んだ者の流した血は、三年経てば地中で宝石の碧玉と化すという伝説にちなむ。
本日は主役の梅長蘇を演じた胡歌さんが唄う琅琊榜(ろうやぼう)主題歌、毎回ドラマの終わりに流れていた片尾曲”风起时”をご紹介させていただきます。
12年の時を経て梅長蘇となって帰ってきた林殊、幾度も幾度も夢で見続けた懐かしき故郷
风起时(風起時)
風雲急を告げる都 乱世の嵐が駆け巡る 消えぬ血の痕 何人の心に刻まれる
烈火に焼かれど泰平を願う 情を断ち紅顔と決別する
果たしようのない約束 帝闕(ていけつ)高くとも信念は揺るがず 固い誓いをもって破る
この長き闇を壁に掲げる主(あるじ)を失った朱弓 甲冑も凍てつく
先の見えぬ争い 曇りなき眼 庶られはしない山河画のぼとく 我が心を映し出す
干戈(かんか)を交える時 誰かが天を支える
碧血に染まるあの日の少年 のろし見えずとも戻ってきた道
一筆千秋が流れ 後人の心に残る風が立ち・・・・最後に雲散る
紅顔とは若々しい血色のよい顔
帝闕(ていけつ)とは皇宮の門
干戈(かんか)とはたて(干)とほこ(戈)のこと
ひとつひとつの意味を調べるとさらに奥深い、さすが中国四千年ですね、歌詞一つにも歴史の重さを実感します。
ではまた次回まで晩安、好夢
by syouhou36
| 2016-05-30 00:45
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